無意識の行動要因を自覚する – Habi*do

無意識の行動要因を自覚する

マネジメント

先日、ある会社の管理職研修で「無意識の行動要因」の自己分析をしてもらいました。

例えば。
親がせっかちだったので自分もいつもせかせかしている。
・・・約束の15分前には集合場所にいるのが当たり前、時間通りに来た人も「遅い!」と感じ、態度に出てしまう。
・・・なかなか買いたい商品が決められないお客様を無視してしまう。。。

これは意識的にやっているというよりも、自分に勝手に刷り込まれた無意識の行動要因からくる行動と言えるでしょう。
そして厄介なのは、それがあたかも正しい行動と勘違いして、お客様に接したり、他人をそのモノサシで判断してしまったりすることです。

特に管理職の立場にある人や仕事を進める上で利害関係者が多い人、お客様との接点が多い仕事の人は、そこに気を付けなくてはいけません。

5つの典型的な「無意識の行動要因」

ここでは、5つの典型的な「無意識の行動要因」を解説します。
是非、日常のマネジメント活動や業務活動に照らし合わせて検証してみてください。

(1) とにかく急ぐことが重要、他人にも強要する。
⇒仕事は早いが完成度が低い、中途半端。
相手の言うことも途中で遮ってしまう。

(2) 常に全力疾走求める、一生懸命第一。
⇒仕事の結果よりも姿勢、長く働く人に好感、評価しがち。
本質を外して枝葉から答える、一人で抱え込む。

(3) 弱音を吐かないことを要求する、強くありたい。
⇒自分の感情を表に出さない、出す人を嫌う。
弱みは見せたくない。自分のことも客観的に話す。

(4) 気配りが第一、周囲の気持ちに100%応えることを要求、気に入られたい。
⇒相手の顔色を気にする、自分の意見が言えない、すぐ同意する。
自分の評価が気になる、目立つことを避ける。

(5) 完璧にやることを要求、自分の意見を全て話さないと気が済まない。
⇒相手の言動を認めるよりも、できてないことを指摘。
終えた仕事も何度でも見直す、完全でないと先送りすることも多い。

以上は典型的な、無意識の行動要因5つです。
無意識行動なので自己点検は難しいとは思いますが、日常の行動で心当たりはないか、周囲の意見も聞きながらじっくり考えてみてください。


もしかすると、部下の行動傾向を見た方が分かりやすいかも。
部下は既にあなたの無意識行動を真似ているかもしれません。
親子関係のように(笑)

株式会社パーソナルヴィジョン研究所 代表取締役。
1984年神戸大学教育学部教育学科卒業後、株式会社ワールド入社。人事課長、組織活性化プロジェクトリーダーとして、採用・教育・ 配置・海外人事、国内関連会社(約15社)の設立・ 合併人事業務を企画・推進。2000年、人材開発コンサルタントとして独立。主に人事コンサルタントとしては企業理念・人事制度設計、組織風土診断、マネジメントの強化支援を中心に、 キャリアコンサルタントとしてはキャリア開発を基軸とした人材育成の支援、キャリアカウンセリング、就職支援業務を専門領域に活動。 また人事マン育成を今後の課題に掲げて様々な支援に取り組んでいる。

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