優秀な人材ほど辞めてしまう?!~チーム、個人はどのようにしたらハイパフォーマンスが出せるのか~ | Habi*do(ハビドゥ)

優秀な人材ほど辞めてしまう?!~チーム、個人はどのようにしたらハイパフォーマンスが出せるのか~

チーム・組織開発

優秀な人材を採用した。
以前の職場では評価が高い人材を引き抜いてきた。
その人自身のやる気もある、能力もある。

でも・・・なぜか結果が出ない。そして辞職してしまう。
辞表
周囲はもちろん辞めた本人自身も、事業フェーズの問題、リソースの問題、はたまた社長との相性や人間関係といったところに辞職の解を見出し納得している。こういった職場や企業、多く存在するのではないでしょうか。
でもこの辞職には、本当の「理由」が存在するのです。

本来は優秀なはずなのに、パフォームする職場・環境が無いために結果を出せずに辞めてしまう。
辞職に至らずとも、優秀な人材に限らずとも、ビジネスパーソンの多くは高いパフォーマンスを出せていない、低いパフォーマンスもしくは普通のパフォーマンスしか出せていない、というのが現状ではないでしょうか。

働く意義や働き甲斐の重要性

では、チーム、個人はどのようにしたらハイパフォーマンスを出せるのでしょうか。
ビジョン
まず第一に『ビジョンへの共感』が必要です。
「なぜやる必要があるか?」「やることにどんな価値があるか?」
人とは自身の行動への意味を探し続けています。行動への納得を持たせること、が重要です。

「おかしい」「理不尽」「納得できない」
この状況でいい結果がでないことは明らかでしょう。
どんなに能力が高くとも納得のできないまま進めても、その人の能力を発揮することはできないでしょう。
逆に言うと能力があまりなくとも納得をしている場合には、納得できずに漫然と仕事をする人をはるかに上回るバリューを発揮できるのです。

なぜ働くのか、なぜこの会社で働くのか、社員一人ひとりが解をもっていること。
給与や待遇が良ければモチベーションが保てるかと言えば、実際にはそういうではありません。働く意義や働きがいを持つことができて初めて、社員は主体的に生き生きと働く事ができるようになります。「今やっている仕事が誰のどんな役に立つのか?」「自分たちはどこに向かっているのか?」「働くことで世の中にどのような貢献をしているのか?」を知る必要があるのです。

ビジョンや経営理念の浸透。
そもそもここができているかをマネジメント層は問う必要があります。
社員側からみると、納得がいかない、理不尽な方針であるとしても、その背景には理由が存在しています。その方針に至った理由をマネジメント層は分かりやすく伝えるべきです。また、マネジメント層が理解できていないようであれば、経営層がしっかり教える・伝える義務があるのです。

それぞれのパフォーマンスをあげるために必要なこと

一人ひとりのパフォーマンスをあげていくにはどういったことに注目したらよいでしょうか。

得意なことに着目する

得意組織とは人材の集まり。
年齢も違う、背景も違う、家族も違う・・・
違う者同士が集まり企業として成り立っています。

また、人には得意分野がある一方、不得意分野も存在します。
日本企業は今まで「得意なことをどんどん伸ばす」よりも「不得意なことをなくす」ことに重きをおいてきました。

しかし、世界的世論調査・リサーチ会社の米国Gallup社が調査によると強みにフォーカスした場合の効果として、以下の結果が出ています。

社員のエンゲージメント 6倍
日常的に強みを使っている人 毎日の生産性が7.8%向上
日常的に強みを使っているチーム 毎日の生産性が12.5%向上
強みに理解のあるチーム 収益性が8.9%高い

得意な事に取り組む、得意なことを伸ばしていく方がワクワクしてやり甲斐を持つことができます。得意なことをする、それだけで生産性が上がるのは想像に難くないことでしょう。

自律的な行動を促す

相乗効果タイプも求めるニーズも異なっている人の集まり、それが組織であるということ。それぞれが欲しい情報もコミュニケーション方法も異なるということです。
同じアプローチだと、確実にモチベーションが下がるタイプがでてきてしまいます。

組織としての共通目標。
その目標に対して、それぞれにこちらから課すのではなく、自身で考え目標に向けて動いてもらう。
上から落として決めた目標ではなく、自ら決定した目標。自ら決定して動くからこそ、最後までやり切りたいと思い、自律的に動けるのです。

組織としての最終ゴールは同じだとしても、それぞれの動きは変わってくるはずです。
ある人はメンター的にメンバーを支援しながら動くようになり、
ある人はわかりやすくまとめた資料を作り共有してくれるようになり、
ある人はコミュニケーションをとり、メンバーのやる気を引き出そうとします。

自然に助け合いが始まり、個人では絶対に創り出せない力(成果)をチームのシナジー(相乗効果) が生み出されるのです。

スペシャリストが必要なわけではありません。個々が持つ強みを生かしお互いフォローし合える関係性。
メンバーの目的と責任範囲は自身の業務遂行ではなく、チームとしての目標達成であること。メンバー同士がお互いの仕事の状況を理解し、自分事として考えられるようマインドが重要なのです。

まとめ:

やる気チーム、個人がハイパフォーマンスを出せるようにするには、以下のことが大切です。

①個人一人ひとりのパフォーマンスを出す方法はそれぞれに異なることを理解する
②バックグラウンドが異なるメンバー、それぞれ違いを理解し自律的に動く環境をつくる
③強みを生かす、強みで助け合うことが大きな成果を生み出す

組織のゴールをみなが共有・共感し、強みを生かし、お互いの違いを明らかに認め合い補完し合う。
ハイパフォーマンスなチーム・組織を創り出す、各々の高いパフォーマンスを引き出す、ために必要です。

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