Habi*do通信

書き初めから想う~目標を文字に書き出すことの重要性~

書き初め。

年が明けて初めて筆で文字を書く。昔から1月2日に行うものとされていたそうです。
小学校の時の冬休みの宿題でよく出された、なんて方も多いのではないでしょうか。
この書初め、元々は1月2日に書くと「書道が上達する」、書いたものをどんど焼きや左義長で燃やし、書いた紙が高く上がれば上がるほど文字が上達する、と言われていたのだとか。

もともとは宮中で行われていたものでしたが、江戸時代には庶民にもこの文化が広がったそうです。
文字の上達を願うとはいえ、こう考えると想いやおめでたい言葉を心の中想うだけでなく文字として表現する文化には長い歴史があるのだと感じられます。

目標を文字に書き出すことの重要性

新年の抱負や目標。その時には「絶対叶える。達成する。」と意気込むものの・・・。

お正月がすぎ、日がたつごとに忘れてしまうもの。
忘れなくてもついつい自分の都合のよいように、目標や抱負を変化させていってしまう、そんなこともありますよね。

自分の目標を設定。そして証として文字として書き出し残すこと。
単純なことですが、大変効果があります。

サッカーの本田圭佑選手や野球のイチロー選手が子どもの頃からノートに目標を書いていたなんていうのはよく知られていますね!
またゴルフの石川遼選手も卒業文集に書いていた夢そのとおりの人生を歩んでいる、なんていうのも話題になりました。

スポーツ選手が行うメンタルトレーニング。「自分はできる」そう思い込むことで本当にできてしまうもの。(もちろんそれまでの努力は必要です。)人間とは精神的な力が大きく左右すると実感させられます。

新年に立てた目標を文字にして書き出してみる⇒繰り返し見る。いつも通りの仕事をしていても新たな発想や新たな視点が生まれてくるはずです。

自分なりの目標を立てること、そして書き出してみること。まずははじめてみたいですね!