Habi*do通信

【開催レポート】OKRコンサルタントと導入企業が”成功する運用のコツ”を徹底解説!はじめての「OKR」オンラインセミナー

OKRセミナーレポート

2020年7月21日、OKRの導入支援で組織の力を最大化するコンサルティングを行っている株式会社タバネルと、実際にOKRを活用してテレワーク下でもイキイキと自律的なマネジメントを実現しているBe&Do社の共催で、成功するOKR運用のコツについて徹底解説しました。


前半は株式会社タバネル代表取締役の奥田和広氏より、OKRの概要と導入のポイントについてお話しいただきました。

組織を強くするOKRとは

O (Objectives)
・3か月後に何を達成したいのかという目的
・「わくわくする」目的を設定する
・挑戦的(ムーンショット)、魅力的、一貫性のある目的にする
KR(Key Results)
・どのように目的を達成するのかという重要な結果指標
・1つのOに対して2~5のKRで構成
・簡単に達成できない水準にする
・実績が計測できて、成功/失敗の基準にできる
OKRは透明性がカギ

高い目標に挑戦するためには、適切な高さを設定することが大切!

・コンフォートゾーン・・・いまの実力のまま苦労なく達成可能
・ストレッチゾーン ・・・背伸びして届くか届かないか
・パニックゾーン  ・・・高すぎて恐れおののく(泳げない子供が溺れる状態)

ストレッチゾーンを目指したいが、人によってどう捉えるか違うため判断は難しい。ただ時間をかけて精査するものではないので、とにかく挑戦することが大切。放置せず、こまめにモニタリングすることでフィードバックや応援していく必要がある。(溺れかけた子を溺れさせない)

組織を強くするOKRの運用方法

わくわく→巻き込み→振り返り→わくわく・・・をループさせることで組織をスピードアップさせる。挑戦には欠かせないのがウィンセッション。1週間でできたことをお互いに認め合うポジティブな場をつくる。OKRに向かう準備ができているかの確認をするが、ネガティブは厳禁。

・わくわく:遠すぎる数値目標でなく自分事化した目的がわくわくを生み出す
・巻き込み:チームの一員と感じる場を設けて協力と当事者意識を生み出す
・振り返り:個人責任の追及ではなくチームで問題解決に取り組む

OKR導入の失敗あるある

・導入への覚悟がない(経営幹部でコンセンサスをとって開始すべき)
・社員の理解がないまま導入(現場への正しい理解を促す導入MTGはしっかりと)
・運用方法を決めずに現場まかせ(現場が慣れるまでは一律の仕組化がおすすめ)


後半は、実際に導入している企業としてBe&Do社の運用状況について、株式会社Be&Do ソリューションセールスチーム カスタマーサクセス担当の舞田よりお話しいたしました。

導入の背景はWellbeingマネジメントとOKRとの共通点

2016年、テレワークや時短・フレックスの働き方を取り入れるべく、年代も経験もライフスタイルも異なるメンバーが議論した結果、「組織が目指す目標・目的」にコミットして、一人ひとりが自律して成果を目指すマネジメントが必要になり、OKRに出会った。

Wellbeingマネジメントを推奨しているBe&Doでは、一人ひとりのポジティビティ(性善説)で能力が最大化されると考えている。目標が明確で、プロセスが共有されていて、チームに信頼関係があることが「安定的に好業績」な組織の共通点。これがOKRのポイントと同じであることから導入への挑戦がスムーズに決まった。

OKR運用方法としては、自社で提供しているWellbeingマネジメントシステム「Habi*do」を活用して各自がO・KRを設定し、週次で進捗確認をする。日々の承認とウィンセッションで応援しあい、1on1で支援しながらチームでゴールを目指す仕組みをつくっている。

Be&Do社のウィンセッション/チェックイン

ウィンセッションの実施目的
・一人ひとりが目的・目標に向けて頑張ったことを称え合う
・チームで同じ目的に向かっている一体感を持つ
・1週間を気持ちよく振り返って締めくくる

時短勤務やテレワークのメンバーも含めて全員でやるため、オンラインとオフラインを組み合わせて実施。ウィンセッション開催直前(金曜17時)までに各自がHabi*doにウィンセッションレポートを投稿し、リアルタイムで参加できないメンバーもスタンプやコメントでお互いに賞賛・承認し合っている。

また、チェックインもウィンセッションと同様にHabi*doにて各自チェックインの内容を投稿し、各自のOKR達成度やチームでサポートが必要な課題を確認しつつ、スタンプやコメントで応援している。

Be&Do社の1on1

1on1は基本的に1か月単位で実施しており、期間内の業務を本人が振り返って頑張ったことや課題を明確にする。また、励ましとフィードバックで成長を促し、KRの進め方や軌道修正も一緒に考える場とする。

1on1も、ウィンセッションやチェックインと同様にHabi*doのリフレクションを活用して事前に目標や行動の振り返りを実施。上司は事前に課題や相談内容を見た上で1on1に取り組み、フィードバックした内容をさらにHabi*doに追記。見直したKRや新たなタスクも登録している。


当社ではこのように日々の取り組みを組織内のメンバーそれぞれが記録・承認し合っている。月次や1年間の成果、フィードバック内容も蓄積されるため、上司は評価しやすく、メンバーも納得感のある評価が生まれている。

また、Habi*doではこれらのデータに基づいて組織状態を可視化するダッシュボード機能も備えているため、経営層にとって人材の適材適所を確認するシステムとしても活用いただけている。


本セミナーでは、OKRの概要や導入のためのポイントについて理解を深めていただけたのではないかと思います。多くの企業人事や経営者の皆さまにご聴講いただきました。ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました!