Habi*do通信

ロボット・AI時代における新たな組織・チームの在り方の重要性

労働力、そして人材不足は顕著となっています。
ますます加速していくであろう人手不足を補うべく、新たな組織、チームの在り方が必要とされています。

採用の実態、人手不足感が顕著に

 

 

前年(2015年)と比較した中途採用の実績は「変わらない」が44.7%と最も高く、「増えた」が42.8%で続き、「減った」は1割にとどまっています。継続して採用を行うも厳しい状況が続いていることが分かります。

人材の過不足感は、「不足している」の回答が64.1%と過半数を占める結果に。人材の不足感を多くの企業が抱いているようです。

 

前年と比較した中途採用の印象は「前年並みに厳しかった」が53.7%と過半数を占める。「前年より厳しかった」も2割以上挙がり、「厳しかった」は75.9%。

前年より中途採用を増やす企業が4割強を占める中、売り手市場ということもあってか、人材の不足感は6割強の企業で感じられており、厳しさの継続が伺えます。

そして採用にはコストもかかります。
中途採用実績のある企業713社を対象に実施したマイナビの「2014年中途採用状況調査」によると、
各社が1年間にかかった採用コストの総額は、

「求人広告」に掛けた経費:平均353万1,200円。
「人材紹介」に掛けた経費:平均382万2,300円

という結果になっています。

人材が不足→続く採用活動→コストオーバー

これらのデータを見ても、少数精鋭、結束力をもったチームワークが求められています。

ロボット・AIとの共存時代

昨今スーパーなどでもセルフレジを置いているところが増えています。

ガソリンスタンドのセルフも当たり前になり、コンビニでも深夜帯のレジの無人化を実施することも発表されました。

また、「Siri」など「AI音声アシスタント」の利用頻度を調べた結果によると、「ほぼ毎日利用する」人は7.3%、「週に4~5回ぐらいは利用する」人は7.0%、「週に2~3回ぐらいは利用する」人は8.5%、「週に1回ぐらいは利用する」人は10.0%。合計で32.8%の人が週に1回以上利用している結果になったそうです。

AI・ロボットは、私たちの生活の中に自然と入り込んでいることを、今さらながらに感じさせられことが増えてきました。

労働力の不足による採用の難しさや、人件費の高騰に対応するためにも、ロボットやAIの助けはもちろん必須であり、それらをうまく活用していかなくてはなりません。
ロボット、AI、オートメーション化による合理的な生産は必須となっています。

例えば、やみくもに訪問数をふやすことで顧客を獲得するのではなく、最小チームで売上UPやコスト削減といった生産性の向上・改善を実現していく。
そんな新しいマーケティング、組織となる時代が加速され、ロボット・AIが仕事に不可欠となる時代がもう目前なのだと思います。