Habi*do通信

コミュニケーション活性化・98%が健康活動を継続したい~厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」における利用~

スマートライフプロジェクトでの事例

厚生労働省が「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動である「スマート・ライフ・プロジェクト」。
このスマート・ライフ・プロジェクトにおいてHabi*do(ハビドゥ)を用いた組織開発・健康増進プログラム「健康100日プロジェクト」が行われました。

実施の概要

スマート・ライフ・プロジェクトに参画登録されている企業・団体・自治体を中心に、各企業3~5名で構成したチームを全国から50チーム公募。
チームエントリー制による対抗戦で健康改善に向けて100日間の活動を楽しみながら、みなさん生活習慣の改善に取り組まれました。

プロジェクト実施の流れ:
それぞれ達成したい目標や習慣にしたい健康行動をHabi*do(ハビドゥ)に登録。
100日後の目標達成や健康行動の習慣化の状況をチーム対抗で競う。
優秀な成績を修めたチームは、スマート・ライフ・プロジェクト主催のイベントにて表彰。
プロジェクト参加:46グループ(211名)
プロジェクト実施期間:2015年10月8日(木)~2016年1月15日(金)

それぞれのメンバーの皆さん自身の目標と共にチームでも共通の目標をもって100日間取り組まれました。

性別や年齢もバラバラ、仲の良いメンバーではなく元々あまり話さなかった人たちでチームを組んでいたりとスタート時点ではHabi*do内でのやり取りも恐る恐るといった様子の方々もいらっしゃいました。
取り組んだことをミーティングボード上で共有したり、行った健康活動に「やった」を押してメンバーに共有することで、日ごと話題が増えやりとりも活発に。
うまくいっていることばかりでなく、うまくいかないこともメンバーに相談。直接的なやりとりだけでなく、スタンプを使った応援や励ましは100日間継続する力になっていたようです。

プロジェクト実施後アンケートより見える成果

参加後の良い変化57%、少し良い変化34%

過半数以上の方がよい変化を感じてくださったようです。体調面での変化だけに限らず「チーム内のコミュニケーションが増えた」と答えてくださった方が多くいらっしゃいました。このプロジェクトが社内のコミュニケーション活性化に一役立てていたようです。

その他にも間食をしなくなった(減った)、よく眠れるようになったといった生活習慣の改善。
血液データ上の数値改善、体脂肪率の減少といった身体の数値面の改善に加えて、健康に対する行動を意識するようになった、考える意識が持てた等意識面でもよい変化があったという声を伺うことができました。

これからも健康活動を続けていきたい98%

アンケート回答者の98%が健康活動を続けていきたいといった回答をしてくださいました。体調や体型への実際の変化を自身の身体で実感していただけたこと、継続できたという達成感が続けることへの自信へつながったのかと思います。
「100日という期間中だけでなくこれから継続してこそ意味がある」、「健康寿命を満喫したい」といった前向きな声を皆さんから伺うことができました。

健康活動を継続するにあたって、特に効果があたと感じること上位

 

バーチャルガイドミカによる100日間の応援、健康に関する情報の発信や相談に応えるといったコンシェルジュサービスをこのプロジェクトでご利用いただきました。
参加者のみなさんからこのミカによる励ましやメッセージが健康活動を継続するために特に効果があったと評価いただけました。

ひとりでは諦めてしまったり挫折してしまったり・・・となかなか継続することができない健康活動。チームメンバーの応援や励まし、メンバーの頑張る姿が見えることが継続へとつながる大きな要因となったようです。

プロジェクト終了後の表彰式にて

「2015年度 第3回 健康寿命をのばそうサロン」にてスマートライフプロジェクト参加団体を中心に行われた健康100日プロジェクトの表彰式。上位5チームの代表者の方が登壇され、それぞれコメントをしてくださいました。
とても嬉しい言葉としては、「自分たちだけではなく、家族や、同僚や、お客様も応援してくれたし、一緒に頑張ってくれた。」という声や、「チームで作戦を練ったり、普段は職場で話さないことまでコミュニケーションをとって、よりいっそうお互いを知ることができた。」「チームワークがよくなった」という声。
このプロジェクトを陰で支えた「バーチャルガイドのミカさん」への感謝の声もたくさん伺うことができました。