こころの健康を考える~職場における心理的安全性の必要性 – Habi*do

こころの健康を考える~職場における心理的安全性の必要性

チーム・組織開発


「健康」という言葉から連想するのは、多くの人が「からだの状態」という意味での健康をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
ですが近年は、メンタルヘルスがとりあげられることも多くなり、「こころの健康」について考えたとき、私はいつも職場の「心理的安全性」という言葉が頭をよぎります。

心理的安全性とは
「心理的安全性」とは、英語のサイコロジカル・セーフティ(psychological safety)を和訳した心理学用語で、チームのメンバーひとりひとりがそのチームに対して、気兼ねなく発言できる、本来の自分を安心してさらけ出せる、と感じられるような場の状態や雰囲気をいう言葉。(日本の人事部より)

チームとしての成功に最も重要なこと

心理的安全性は、Googleの実施した実験で、生産性の高いチームの条件であるひとつとして実証されています。
さらには、『心理的安全性はその他の4つの力を支える土台であり、チームの成功に最も重要な要素』であるとも言っています。

チームを成功へと導く5つの鍵
・心理的安全性(Psychological safety)…不安や恥ずかしさを感じることなくリスクある行動を取ることができるか
・信頼性(Dependability)…限りある時間を有効に使うため、互いに信頼して仕事を任せ合うことができるか
・構造と明瞭さ(Structure & clarity)…チーム目標や役割分担、実行計画は明瞭であるか
・仕事の意味(Meaning of work)…メンバー一人ひとりが自分に与えられた役割に対して意味を見出すことができるか
・仕事のインパクト(Impact of work)…自分の仕事が組織内や社会全体に対して影響力を持っていると感じられるか

不安や恥ずかしさを感じることなくメンバーに相談できる信頼関係が構築された環境。
組織が率先して心理的安全性の確保と維持を目的とした施策を実施することで、そこには、「こころの健康」だけでなく、組織や従業員に多くのメリットをもたらすことがうかがわれます。

・生産性の向上
・コミュニケーションの増大による作業効率の向上
・メンバーの思考への理解
・離職の防止
・メンタルヘルスの向上
・チームへの信頼感
・目標や役割の明確化
・自分の存在意義の明確化
・仕事へコミットしていることへの実感

悩みを消化するプロセス

「悩み」「落ち込む」原因には、本人も自覚しない漠然とした不快感があるように思います。それが何によって引き起こされるのか、誰かに打ち明け、振り返ることができれば・・・それは本人だけでなく、成長のプロセスとしてチーム全体、しいては組織の進展につながるのではないかと思います。

こころの健康に関して言うと、「悩む」状態や「落ち込む」状態は、決して健康的な状態と言えません。
もちろん、悩まずにいること、落ち込まずにいることは「こころの健康」という観点からは望ましいことかもしれません。
しかし、「悩まない人」「落ち込まない人」は存在しません。

「こころが不健康」であることを「個々のこころの問題」として捉えるだけでなく、誰もが持つ「悩み」を打ち明けられる環境の整備に積極的に取り組んでいくこ。個々や組織の発展には欠かせないことだと思います。

雪丸由香

化粧品メーカーでの社内SEを経てBe&Doに参加。 Habi*doの利活用や運用などカスタマーサポートとして一手に引き受けている。 滋賀生まれ、京都育ち、大阪在住、京都大好き。

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