Habi*do通信

【開催レポート】テレワークにおける組織作りとは!?人事評価制度とマネジメント手法を解説

テレワークにおける組織づくりウェブセミナーレポート

2020年6月30日、株式会社Dr.健康経営および社会保険労務士法人スマイングと共催にてオンラインセミナー【テレワークにおける組織作りとは!?人事評価制度とマネジメント手法を解説】を開催。株式会社Dr.健康経営代表取締役で医師の鈴木健太さまの進行のもと、株式会社Dr.健康経営 マネージャーの西田真一さま、社会保険労務士法人スマイングコンサルティンググループマネージャーの薄田順矢さまと共に、当社代表取締役CEOの石見一女が登壇しました。


まずは社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャーの薄田(すすきだ)順矢さんより、
「テレワークにおける労務 人事評価制度のトレンドとポイント」について。

人事評価制度の役割や既存制度見直しの必要性について、同一労働同一賃金の概念から、増加するギグワーカーへの対応、実際に受けている相談内容に至るまで、幅広く解説いただきました。ワークスタイル変革を実現するためには、改めてテレワークを実施する目的を明確にした上で、最低限守らなければならない労務制度の中で制度・風土・ツールを整備していくことが重要であるとのことでした。


2番目に株式会社Dr.健康経営 マネージャーの西田真一さまより、「メンタルに強い組織作り」について。

テレワーク勤務におけるメンタル不調急増の背景やマネージャーとして気付くべき課題、解決策の検討まで、実例の細かい描写を取り上げながら、産業医との連携ポイントに至るまでお話しいただきました。メンタルに強い組織づくりのためには、会社の健康対策として福利厚生に頼るだけでなく、人的リソースによる経営判断をすべきで、オンライン産業医の活用も含めて生産性の向上やリスクヘッジをとるべきとのことでした。


3番目は株式会社Be&Do 代表取締役の石見(いわみ)一女より、「テレワークでも自律的に行動する人材をつくる人材マネジメント」について。

アイデアや変革を生む組織づくりに欠かせないとされる心理的資本の概念や、ひとりひとりのポジティビティで能力を最大化させる「Wellbeingマネジメント」の考え方についてお話ししました。また、組織のパフォーマンスを可視化するHabi*doの新機能や、実際に自社で行っているマネジメントサイクルについてもご紹介しました。


その後3名でパネルディスカッションを実施し、それぞれの立場から「メンタルや健康という観点からポジティビティをどう捉えるか」「メンタル問題を予防するためのルーティンや制度設計の事例とは」「時代が変化しつつある中で、顕在化したリスクはあるか」などについて、参加者からの質疑応答を交えながら議論しました。

多くの企業人事や経営者の皆さまにご聴講いただきました。ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました!