感情をコントロールし成果につなげるには~大坂なおみ選手のインナーピースからみる~ | Habi*do(ハビドゥ)

感情をコントロールし成果につなげるには~大坂なおみ選手のインナーピースからみる~

エンゲージメント関連トピック

成果を出すために、パフォーマンスと感情は大きく関係しています。
一流のアスリートであっても試合中に感情を出し過ぎることは、成果に結びつけることが難しくなります。怒りといった感情だけでなく、点がとれた・成功したといった喜びもです。怒りや喜びをあらわにすることで次の行動への判断が鈍ってしまいます。ミスにつながりよいパフォーマンスとはならないでしょう。
テニスプレーヤー
テニスの全豪オープンでの活躍に注目が集まる大坂なおみ選手。今回の大会では、全豪シングルスで日本選手として初めて決勝に進出。
大会前に大坂選手は「私の精神力は3歳児ぐらい」と自ら語りましたが、ベスト4進出決定後は「1年成長して4歳児かな」とユーモアを交えて答えています。メンタルと集中力、以前から大坂選手の課題だったのです。

インナーピース(内なる平和)。大坂選手はプレイ中にインナーピース(内なる平和)に達すると何も気にならなくなり、集中できるようになったというのです。感情が高ぶりすぎると次の行動ができなくなります。感情コントロールが大切です。
アスリートに限らず自身の成果を出すために、チームの成果を出すために。「インナーピース」が重要になってきます!

※記事公開後の2019年1月26日に全豪オープンの女子決勝が行われ、大坂なおみ選手がペトラ・クビトバ選手をフルセットで下し優勝しました。昨年の全米オープンに続き、自身2度目となるグランドスラム制覇を成し遂げました。

感情に揺れ動かされていては成果につながらない

人の心は常に一定、とはいきません。子どもであっても大人であっても、様々な出来事ですぐに揺れ動くものです。
嬉しい

・プレゼンがうまくいった!
・好きな人からメールが届いた!
・跳び箱5段に挑戦して跳べた!
・プレゼントを貰えた! 等々

良い面で感情が動くときがあります。
失敗

・コーヒーをこぼしてしまった
・試合に負けた。
・苦手な仕事を頼まれた。
・友達が都合が悪くなって会えなくなった。 等々

逆に悪い面で感情が動くときもあります。
よい面でも悪い面でも、人の感情が大きく揺れ動くと、集中力の低下により普段のパフォーマンスを発揮できなくなります。

感情の起伏により、多少の怒りや悲しみがエネルギーに変わるときもあります。とはいえ一時的なものであり、その沸き上がってきた感情のコントロールができなければ感情に振り回され、結果としていい方向には向きません。

感情に揺さぶられず、心の波が安定しているとき。いつも通りの状態であるときこそ、それまでの努力がパフォーマンスとして発揮され、成果につながるのです。

感情をコントロールするには

意識が自身の取り組むべきところではない別のどこかや様々なところへとび、その場に向いていない場合。
客観的に全体像をとらえることはできていません。小さなトラブルで焦ったり、ケアレスミスで落ち込むといったことも起きやすくなります。

逆に、目の前で起こっていることを冷静とらえることができていれば、心に余裕が生まれます。周囲で起こっていることもよく見え、頭の中も活性化され、ひらめきやアイディアにもつながります。自然と取り組む姿勢も前向きにシフトしていきます。

ではどうすれば感情をコントロールすることができるのでしょうか。
調べる

自身を把握する

まずは、自分の感情を客観的に眺め、どのような状況が感情を揺れ動かすのかを把握することです。

そもそも今自分はどんな感情でどういったことに何を思っているでしょうか。
知らず知らずのうちに怒ってしまっている、不機嫌になってしまっている・・・怒りをあらわにして起こった際にはっとするーそんな方も多いかと思います。自分自身の気持ちを理解すること、そしてその感情に責任を持つことです。

また、どんなときには良い気分にり、どんなときに気分を害するのかを理解しておくことも大切です。
それがわかってくると、感情のコントロールがしやすくなるのです。

書き出す

イライラ、悲しみ、不安、といったことを書き出すことも有効です。
無理に感情をなくそうとするのではなく、書き出して整理すること。落ち着かせクールダウンする時間を持つことが大切です。
自分の感情を抑えつけてしまう前に、自分がどのようなことで反応したのか、それに対してどのような気持ちを持ったのかを冷静に見つめることが必要です。

人は忘れる動物であり、同じ過ちを繰り返してしまいます。日記や紙に書くことで記憶にとどめることができます。
次同じようなことが起きた時にどう回避するか、そもそもその状況をどう回避するかといった工夫にもつながるでしょう。


バイン氏がコーチに就任し、大坂選手とバインコーチの2人がテーマにしたのが「我慢」なんだそうです。
「すべてを強打する必要はない。なおみの普通のストロークで、世界を取れる」。いつもどおりの大坂選手を出すことができれば成果がついてくるとコーチは後押ししていたのです。
身に付けるには苦労した心の我慢。インナーピース(内なる平和)を得た大坂選手には楽しむエネルギーを感じ、自然体で居られる強さを感じます。
心が揺れ動かずに、いつも通りー最大のパフォーマンスを発揮することができます!

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