Habi*do通信

脱・指示待ち!自律的にチャレンジする組織風土をどう実現するか

事業のサービス化、サービスモデルへの転換。時代は、製品やサービス、そのものを販売するだけでは売れない状態に変化しました。
ワークフローをこなす。決まったマニュアル通りに動くのではなく、従業員一人ひとりが自身で判断し「サービス」を創り出すこと、が求められています。

主体的に動く自律性。組織風土の変革によって自律型人材を育成していくことが重要なのです。

無料ウェビナー 11月26日(木)

テレワーク時代に競争優位をつくる組織づくり
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組織風土とは

組織風土組織風土を高める、というのは決して仲良しのチームである、ということではありません。互いに高め合える存在であること。従業員一人ひとりの成長とともに周囲の成長・企業の成長を分かち合える存在であることが求められます。

そもそも組織風土とは経営学用語。組織において表面化されている価値観のことを指します。
戦略や制度といった形で明示されているものもあれば、組織に根付く不文律や暗黙のルールといった黙示的に知覚されているものもあります。
組織風土は、組織で活動する人々の行動や生産性、モチベーションに影響。単に雰囲気が悪くなるだけでなく、業績や会社としての評判にもつながってしまいます。

組織風土変革とはずっと続くもの

チームオリンピックやワールドカップで勝つチームを想像してみてください。強いスポーツのチームは、強い士気や一体感などの優れた風土を備えています。これは企業においても同じです。優れた組織風土は企業の売上などの業績(パフォーマンス)へとつながります。

組織風土の改革は一朝一夕ではできません。完了までには大きな時間を要することがほとんどです。
そもそも組織風土の改革には、洗い出しから施策・行動に向かうまで、非常に長い時間がかかるものだと理解しましょう。

また、事業環境は変化します。特に今の変化は速く激しいものがあります。風土とは良い作物は育てる土壌のこと。どんなによい種があろうとも土壌が痩せていては育つことはありません。気候のみでなく、地形や水、周囲へ対応していくことが必要です。
これまでの経験や積み重ねを用い、時代にあったもの・合わせたものへ変える取り組みを絶えず行う必要があるのです。

自律的集団

ホラクラシー ティール近年、ティール組織(※)やホラクラシー組織(※)など、自律的でありフラットな組織という体系が注目を集めています。
※ティール組織…階層構造や管理マネジメントの仕組みが存在しない。従業員一人ひとりが裁量権を持ち組織全体の目的達成のため行動する組織形態
※ホラクラシー組織…役職や階級といった上下関係が存在しないフラットな組織のこと。ロールを中心とする細分組織に権限が委譲されている

一人ひとりの存在目的と組織の存在目的が合致、自律的に使命を果たす組織。社長や管理職からの指示命令から動くのではなく、自ら考え動く。また、互いに協力して問題を解決することもできる。変化が激しく、正解がないこの時代に、こういった信念を持つ組織が世界で生まれています。

高度成長期の日本企業。成長のスピードにあわせて、誰もが精一杯チャレンジする世界では、指示命令を待っている社員はいなかったのではないかと思います。一人一人が問題意識を持ち、「これをやりたい」と明確に考えている。目標に対して学び行動し続けているときは成長に繋がります。

従業員一人一人が常に当事者である意識を持つ。自分自身で意思を持って課題に取り組んでいく。受け身から脱却することが大切です。
自律型人材が生まれない原因には、当人の問題だけではなく、古い組織風土や従来型のマネジメントが大きく影響しています。

貴社の組織風土はどうでしょうか。成長を続ける強い組織であるために。自律型人材が育つ風土になっているでしょうか。


企業・組織の風土改革によって従業員の自律を実現する。時間も労力も非常にかかります。しかし放置しておけば組織はより深刻な状況となるでしょう。
組織の風土改革。変化に対応し企業が生き残るための必須要件となりそうです。